いくらの住宅なら購入できるか?
今の貯蓄で老後資金は十分か?
子供の教育資金は足りるのか?
など、お金の面での不安は尽きないと思います。
お金の不安を解消するためには、今から何年後にいくら位の資金が必要かを見える化させる、ライフ&マネープランを立てる事が大切です。
今回はExcelを使って、大まかなマネー&ライフプランの立てる方を説明したいと思います。
1 家族構成、年齢を記入する
ExcelのB列に家族の名前、C列以降横列に年号を記入します。
A列(一番左)の列は空白にしておいてください。
そして家族のメンバーの年齢を記載します。
例えば、太郎さん(30)と花子さん(28)夫婦の場合は下の図のように記載します。
2 子供の名前、年齢を記入する
次にお子さんの名前、年齢を記入します。
ここでポイントなのは、将来的にお子さんを持つ夢があれば、お子さんの生まれる年に0を記入しその年以降の数字も記載する事です。
例えば、太郎さん・花子さん夫婦がに二人のお子さんを授かりたいとします。
その場合、B列に二人の子供、名前、それぞれの生まれる年以降にその子たちの年齢を記載します。
2023年に第一子 和夫くん、2025年に第二子 文子さんが生まれるとすると、以下のように記載します。
3 収入を記入する
次に収入の項目を記入します。
お子さんの名前が記入されたB列の下に、見やすいように一行開けて、収入の項目を記入します。
以下のように記載ください
夫年収
夫手取り
妻年収
妻手取り
その他収入
まずは夫の年収を記載しましょう。
昇給が見込めるのであれば、昇給する年齢と金額を記載します。
役職定年、定年退職なども含めて現在のプランを記載してみてください。
次に妻の年収を記載します。
お子さんが生まれて育休を取ることや、一時期は専業主婦になる可能性も考慮に入れて記載してみてください。
次に手取りの収入を記載します。
手取り収入は年収 x 0.8 になります。
夫手取り(8行目)は、夫年収(7行目)x 0.8 になるので、まず8行目C列に
=C7*0.8
と記載してください。
そして、最初に年数を入力した時のように左クリックを押しながら+マークを右にずらしていきます。
妻の手取りも同じようにして手取り収入を計算します。
C10 セルに記載する内容は=C9*0.8 になります。
ただし、年金は手取り収入になるので、x0.8の計算は不要です。
次に一家の総収入を計算しましょう。
総収入は「夫手取り」+「妻手取り」+「その他」になりますので、
C12に
=C8+C10+C11
と記載します。
+マークを左クリックしながら右にずらすと、計算式がコピーされ毎年の収入が埋まっていきます。
A7-A12の項目は収入になるので、見やすいように収入とまとめましょう。
A7-A12を左クリックを押しながら選択し、Ctrl+1 を押して、「配置」タブの「セルを結合する」にチェックを入れます。
セルが結合されるので、収入と記載します。