毎月の給与明細、収入があまり変わらないからと、見ていない人も多いと思います。しかし、4月の給与明細は是非確認して欲しいと思います。

定期昇給で収入が増えていることもあるかもしれませんが、控除額も増えていると思います。それは健康保険料と介護保険料です。

給与明細は、支給額と控除額があります。例えば30万円の給与だったとしても30万円丸々貰える訳ではないのは、この控除があるためです。

控除として月額報酬から引かれる金額は、

健康保険料

介護保険料

厚生年金保険料

雇用保険料

住民税

所得税

健康保険料は、いざ病院に行った時の負担率を下げるために徴収されています。国民健康保険に入っていれば、病院にかかっても自己負担率は3割ですみます。

この仕組みを維持するために毎年健康保険料は見直され、4月に見直した結果が反映されます。

同じように介護保険料も4月に反映されるため、4月の給与明細では健康保険料と介護保険料が上がることになるのです。

 

があります。

この中で、健康保険料と介護保険料の負担が増えるため、もし月額報酬額が3月と変化がないのであれば、手取り収入源はこの4月から減額されてしまうのです。