こんにちは。
アイプランニングの飯村久美です。
長かった夏が終わり、ようやく秋らしくなってきましたね。
季節が変わると昨年はどんな服を着ていたっけ?!と悩んでしまうのですが、数年前からあることをルーティンにしたらそれがとても便利でした。
それは、「出かける前に玄関の姿見で自撮りをしておく」です。
毎日ではないのですが、セミナーやイベントがある日などは記録として残しています。
そうすると、何をどんな組み合わせで着ていたのかがカタログのように見られ、服装選びに悩む時間が減りますし、買い物に行くときも写真を見ながら足りないものを買うことができます。またこの前と同じ服だった!という失敗も防げます。
インナーの色を変えると印象が変わることが確認できたり、スカーフや小物を足すことで新鮮に映ったり・・・客観的に見られました。
洋服の枚数も増やさずにいけて、時短と節約にもなりオススメです♪
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1.コラム「申請するともらえるお金PART1」
2.コラム「10月から『年収の壁』を越えた人に支援策」
3.メディア出演報告
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1. コラム「申請するともらえるお金PART1」
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国や自治体がさまざまな補助金や助成金を出しているのをご存知ですか?
こうした補助金制度は、制度を知っている人が申請をすることで恩恵を受けられます。
情報を知らなかったために、損をすることがないように該当するものがあれば、積極的に活用しましょう!
【住まい】
(1)こどもエコすまい支援事業
子育て世帯や若者世帯を対象に、新築の住宅を購入した場合のほか、外壁、屋根などの断熱改修やバリアフリー改修などリフォーム工事を行った場合に、申請をすることで補助金がもらえます。
※予算に達し次第終了のため、対象者はお早めに申請を。
【子育て世帯・若者世帯が対象】
対 象 者:子育て世帯(2004年4月2日以降生まれの子がいる世帯)
若者世帯(夫婦の一方が1982年4月2日以降生まれの世帯)
申請期間:2023年3月31日~2023年11月30日
補 助 金:注文住宅の新築、新築分譲住宅の購入 1戸あたり100万円
【リフォームする住宅がある人が対象】
対 象 者:支援事業者と工事請負契約をして、リフォーム工事をする人
申請期間:2023年3月31日~2023年12月31日
補 助 金:1戸あたり上限は30万円
https://kodomo-ecosumai.mlit.go.jp/
(2)その他
●江東区の例(みどりのまちなみ緑化助成制度)
道路に面した場所へ花壇や植樹を作ったり、屋上や建物の壁面に緑化したりした場合、費用の一部を補助する。
補 助 金:
・花壇、菜園を緑化・・・1mあたり1万6,000円が上限
・植樹を緑化 ・・・1mあたり1万6,000円が上限
●世田谷区の例(ブロック塀の撤去工事費用の補助金)
地震など災害におけるブロック塀の倒壊リスクを防ぐため、安全性が確認できない場合のブロック塀の撤去費用の一部を補助する。
補 助 金:いずれか一番低い金額
・撤去する塀の長さ×5,000円(通学路沿いは8,000円)
・撤去費用の実費
・20万円
●蕨市の例(三世代ふれあい家族住宅取得の補助金)
子育て世帯、親世帯の同居や近居を進めるため、住宅にかかる費用の一部を補助する。
補 助 金:
・同居や近居のための住宅購入:住宅取得金額の1%(上限10万円)
・同居のための建替え
1981年6月1日以降の住宅:住宅購入金額の3%(上限30万円)
1981年5月31日以前の住宅:住宅購入金額の3%+20万円(上限50万円)
【くらし】
(1)省エネ家電 買替促進補助金
地球温暖化の対策や、エネルギー価格等の物価高騰による家計の負担を減らすため、省エネ性能の高い家電製品に買替えた場合に補助金がもらえます。
※予算に達し次第終了のため、お住まいの自治体で確認をしてください。
●東京都の例(東京ゼロエミポイント)
対象期間:2019年10月1日~2024年3月31日
補 助 金:ポイントに応じた商品券(JTBナイスギフト)、LED割引券
対象製品:エアコン、冷蔵庫、給湯器、LED証明器具
※LED証明器具は1人1台まで
https://www.zero-emi-points.jp/index.html
●横浜市の例(エコハマ・横浜市エコ家電応援キャンペーン)
対象期間:2023年8月29日~2024年1月31日
補 助 金:対象製品金額の20%(1台の上限は3万円)
→キャシュレスポイントまたは商品券から選ぶ
対象製品:エアコン、冷蔵庫、LED証明器具
※エアコン、冷蔵庫は1人各1台、LED証明器具は1人2台まで
(2)生ごみ処理機等購入費補助金
家庭から出る生ごみを減らし、リサイクル化を進めるために、生ごみ処理機等を購入する世帯に費用の一部を補助しています。
●渋谷区の例
補 助 金:購入金額の50%(上限は2万円)
※1世帯あたり1台まで
●さいたま市の例
申請期間:2023年8月1日~2023年12月28日
→申請後、2回に分けて抽選する
補 助 金:購入金額の50%
生ごみ処理容器1台につき、上限は4,000円
電気式生ごみ処理機1台につき、上限は2万円
※1世帯あたり、5年間で各1台まで(生ごみ処理容器のみは2台まで)
まだまだあります。次号では「パート2」をお伝えします。
お住まいの自治体のホームページなどで、どのような補助金があるか早速、確認してみましょう!
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2 .コラム 「10月から『年収の壁』を越えた人に支援策」
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先日、TBS「ひるおび」と、NHK-FM「ひるどき!さいたま~ず」に出演し、政府の「年収の壁・支援強化パッケージ」について解説させていただきました。
ポイントをお伝えしますね。
【年収の壁とは】
主なものに「103万円」「106万円」「130万円」があります。
「103万円の壁」
年収が103万円を超えると所得税の支払いが発生します。また、配偶者の会社で「家族手当」等がある場合、配偶者の年収を103万円以下の基準としている場合があります。
「106万円の壁」
101人以上の企業で働くパート従業員は、年収106万円(月収8万8千円、かつ週の労働時間20時間以上)を超えると、配偶者の扶養から出て、自分で社会保険に加入する必要があります。
「130万円の壁」
100人以下の企業で働くパート従業員は、年収130万円を超えると配偶者の扶養から出て、自分で社会保険に加入する必要があります。
【年収の壁を越えるとどうなるの?!】
例えば、101人以上の会社で働くパート従業員のAさん(東京都の協会けんぽに加入)が、105万円で働く場合と、106万円で働く場合、手取り額は次のようになります。
「105万円の場合=約103万8000円」
※社会保険料=0円/所得税・住民税=約1万2000円
「106万円の場合=約89万9200円」
※社会保険料=約15万5800円/所得税・住民税=約5000円
1万円しか多く働いていないのに、手取り額には約14万円の差が生まれます。
厚生年金に加入することで、将来の年金額が増えるなどのメリットはありますが、パートで働く人たちは目先の収入を増やすために働いているので、毎月2万円強も手取りが減ってしまうなら・・・と働き控えをしてしまうのです。
【10月からどう変わった?】
授業員が106万円を越えて働き、社会保険料が発生する場合、その負担分を企業が手当や賃上げなどで補助すると、国が企業に一人あたり最大50万円の助成金を出すようになります。
また、これまでは130万円を越えて働く場合、加入している健康保険組合の判断で扶養を出なくてはなりませんでしたが、この先2年間は、すぐに扶養を出なくてもいいようになります。
【なぜこのような支援策が始まった?】
パート従業員は年収の壁を越えると手取りが減るので、その年の年収を扶養内に納めるように働き控えをするようになります。
特にスーパーなどのパートが中心となって働いているところでは秋以降、就業調整をする人が続出することで労働力不足に悩まされている現状があります。
また、130万円の壁は1993年から30年間変わっていません。当時、専業主婦世帯と共働き世帯は半々でしたが、いまや、共働き世帯が専業主婦世帯の2倍以上になっています。会社員の専業主婦のみの優遇制度(そもそも自営業世帯には社会保険の扶養制度はない)、は時代にあわなくなってきているのです。
そのような中、2025年には年金制度改正が予定されています。そこで抜本的に見直しがなされるのではないかと思いますが、それまでの時限措置として今回の年収の壁対策が打ち出されました。
いずれにしても、政府がこのような対策をしたのは初めてのこと。
今後の議論にも注目していきつつ、パートで働いている人たちはこの機会(2年間
)に働き方を見直してみるきっかけにされるとよいと思います。
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3.メディア出演報告
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・9月6日テレビ朝日「グッドモーニング」にて、ニッセイのiDeCo手数料無料化についてコメントしました。
・9月26日フジテレビ「めざましテレビ」にて、年収の壁対策についてコメントしました。
・9月26日TBS「ひるおび」に出演し、年収の壁対策について解説しました。
・9月26日TBS「Nスタ」にて、年収の壁による試算協力をしました。
・9月28日フジテレビ「めざましエイト」で、野菜高騰による家計への影響を試算しました。
・9月30日日経新聞「マネーのなまび ~住宅ローン金利上昇を意識~」でコメントが掲載されました。
・10月4日NHK-FM「ひるどき!さいたま~ず」に出演し、年収の壁対策について解説しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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