3月24日から、マイナンバーカードと運転免許証の一体化（マイナ免許証）がスタートします。
マイナンバーカードのＩＣチップに運転免許の情報が記録され、免許証を持たなくても、免許証の代わりになります。
3通りから保有形態を選択
マイナ免許証がスタートすると、保有形態を自分で選択することになります。
マイナ免許証のみ
運転免許の情報が記録されたマイナ免許証を保有して、運転免許証を返納する
運転免許証のみ
これまでの運転免許証を保有する
マイナ免許証＋運転免許証の２枚持ち
運転免許の情報が記録されたマイナ免許証＋運転免許証の両方を保有する
マイナ免許証のポイント
- マイナ免許証を希望しない人は、運転免許証を引き続き利用できます。
- いつでも持ち方を変更でき、手続きは免許センターや指定の警察署などで行います。（例：２つ持ちからマイナ免許証のみに変更など）
- 保有形態により、更新手数料が異なるようになります。
マイナ免許証を持つメリット
- 優良運転者と一般運転者は、会場に出向かなくても、自宅等でオンライン講習が可能になり、免許更新時の時短になります。
- 住所地以外での更新ができるようになります。
- 住所変更などの手続きがスムーズになります。（事前の手続きをすれば、住所や氏名を変更するとき自治体に届け出ればよく、警察などへの届け出が不要に）
- 更新手数料が安くなります。
手数料の改定
更新手数料
3月23日まで
| 運転免許証 | 2,500円 |
3月24日から
| マイナ免許証のみ | 2,100円 |
| 運転免許証のみ | 2,850円 |
| 2枚持ち | 2,950円 |
講習手数料
3月23日まで
| 優良運転者 | 500円 |
| 一般運転者 | 800円 |
| 初回・違反 | 1,350円 |
3月24日から
| オンライン | 200円 |
| 優良運転者 | 500円 |
| 一般運転者 | 800円 |
| 初回・違反 | 1,400円 |
マイナ免許証に記録される情報
- 運転免許証の番号
- 有効期限
- 免許の種類（普通自動車第一種など）
- 免許の条件（眼鏡が必要など）
- 顔写真
注意点
- マイナンバーカードとマイナ免許証の有効期限が異なるため、期限切れに注意が必要です。
- マイナンバーカードを紛失すると再発行（約１か月）まで運転できなくなります。
- 海外で運転するときは、国によっては従来の運転免許証が必要なこともあります。
マイナ免許証のメリットや注意点を考慮した上で、３つの保有形態から選択しましょう。
